『エイト』と『ウィーブ』は犬の芸の一つで、主に訓練やアジリティー競技で使われます。犬が足の間を潜りながら、エイトの字や障害物をウィーブする動作を行うトリックです。
まず、犬が自分の足の間を横切るのを許すように訓練を始めます。飼い主は立ち、犬は脚の間に横向きに座るように指示します。犬が脚の間に座ったら、褒めたり、おやつをあげたりしてポジティブなリンフォースメントを行います。
次に、飼い主が脚を広げて犬が通り抜けるスペースを作ります。最初はスペースを広めにとり、徐々に狭くしていきます。犬がうまく通り抜けられるようになったら、元の幅に戻します。
その後、エイトの字の動作を行うために、飼い主は足を軽く浮かせて犬にパスさせます。飼い主は自分の体と足の動きを使って犬に動きを教えてあげます。最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げていきましょう。
次に、障害物を使ってウィーブの動作を教えます。最初は低い障害物を使い、犬にその下を通り抜けるように指示します。犬がうまく通り抜けられるようになったら、障害物の高さを少しずつ上げていきます。
犬には両方の動作を繰り返し練習させることで、どちらもスムーズにできるようになります。心配性の犬には、最初から高い障害物や狭いスペースを使わず、ゆっくりとステップバイステップでトレーニングすることが大切です。
また、犬の性格や体格に合わせてトレーニング方法を変えることも重要です。常に犬の反応を見ながら、楽しく練習することがポイントです。エイトとウィーブのトリックを習得した犬は、飼い主との絆が深まるだけでなく、運動能力や集中力も向上します。ぜひ挑戦してみてください！
