犬の芸として人気のあるトリックの一つは「ゴロン」です。このトリックを犬に教える方法をご紹介します。
まずは犬に「ゴロン」という指示語を教えます。犬に向かって「ゴロン」と言いながら、手のひらを床につける動作を繰り返しましょう。その際、手のひらにはおやつを乗せることで犬の注意を引きやすくするとよいでしょう。
次に、犬が「ゴロン」という指示語を覚えたら、実際にトリックを教える準備をします。犬に対しておやつを見せながら、「ゴロン」と指示します。そして、おやつを犬の鼻の下や顔の前に移動させることで、犬がおやつを追いかけるように前に進みます。その際、自然に犬の体が横に倒れるようにおやつを移動させます。
犬が体を倒すようになったら、おやつを与えてご褒美をあげましょう。この時、犬がゴロンをしたままの状態でおやつを与えることで、さらにトリックの固定をします。
犬がゴロンをする仕草をより固持させるために、おやつを与えるタイミングを少しずらすことで犬の集中力を高めます。そして、最終的にはおやつを与えずに指示だけでゴロンをさせることができるようになるまで訓練を続けます。
また、犬がゴロンをするときに動きすぎてしまう場合は、マットやタオルなど滑りにくい床の上でトリックを教えるとよいでしょう。さらには、犬がリラックスしてゴロンをしてくれるよう、トリックの前に十分な運動をさせた後にトリックを行うと効果的です。
最後に、犬に「ゴロン」を教える際には、根気強く繰り返し指示を出してあげることが大切です。また、トリックをマスターしたら、褒めることで犬のやる気を高めることができます。楽しく愛情を込めてトリックを教えることで、犬との絆も深めることができるでしょう。
