拾い食いとは、犬が散歩中に見つけたゴミや食べ物などを勝手に口にすることを指します。この行動は飼い主としては危険であり、また散歩の制限にもつながります。そこで、犬に拾い食いをしないようにするトレーニングが重要です。
まず、犬がご飯を食べるように訓練していきます。その際、手で軽く犬の首を抑え、ご飯を与える前に「待て」という指示を出します。この指示を理解したら、ご飯を与える際は必ず「待て」の指示を出してから与えるようにしましょう。
そして、散歩中に拾い食いをしようとするときは、飼い主が手の指差しをし、「待て」という指示を出します。犬がその指示を理解し、待っているときには必ず褒めてあげましょう。繰り返し訓練し、少しずつ指示を出す距離を延ばしていきます。
また、散歩中に拾い食いをさせないために、犬が興味を持ってしまいそうなものは避けるようにしましょう。もしも犬が何かを拾おうとしたときには、バイブルトリートメントなどのおやつで誘導し、指示を出して待たせることも効果的です。
拾い食いをさせないようにするためには、犬と飼い主のコミュニケーションが重要です。犬が指示を理解し、飼い主の意思を尊重することができるように、日々の訓練を継続していきましょう。そして、散歩中も飼い主が常に犬に注意を払い、危険なものを拾わせないようにすることが大切です。
