わんこ初心者の方にとって、子犬のしつけはとても重要です。子犬はまだしつけができていない状態であるため、飼い主の教育によって望ましい行動を身につけることができます。子犬のしつけは、飼い主とわんこの絆を深めるだけでなく、将来的に問題行動を防ぐことにもつながります。今回は、わんこ初心者の方に向けて子犬のしつけの入門をご説明します。
まずは、子犬に対する基本的な注意点です。子犬はまだ小さくて可愛いですが、甘やかし過ぎることで将来の問題行動の原因となることがあります。例えば、いつでもなでさせてくれると思わせると、横を通る人や他のわんこにも近づいていきます。そのため、お散歩中やお客様が来た時に問題が起きることがあります。そういったことを避けるためにも、子犬にはしつけをしっかり行うことが大切です。
まず最初に始めるべきしつけは、トイレのしつけです。子犬がトイレを済ませる場所を決めて、そこに連れて行き、トイレをさせるように教えましょう。トイレの時間はごろごろ目を覚ますときや、ご飯を食べた後などがおすすめです。また、トイレのしつけには褒めることも大切です。トイレをきちんとした場所で済ませたら、「いい子だね、トイレが上手だね」と褒めてあげましょう。
次に、お座りや待てなどの基本的な命令のしつけをしましょう。まずはお座りから始めて、子犬にお座りさせてからご飯をあげるなど、日常生活の中で命令と褒めることを繰り返してください。また、子犬が食べ物やおもちゃを咥えたまま部屋を走り回るときには、一旦呼び止めて「待て」と命令し、落ち着いたら褒めるようにしましょう。
さらに、子犬に噛み癖がある場合は、噛まれた時には「痛い」と言って手を引っ込め、噛んだ子犬の顔を見て「痛いと言ったらいけないことだよ」と注意しましょう。また、安全な噛み道具を与え、噛み癖を発散させるようにしましょう。
最後に、子犬とのコミュニケーションを大切にしてください。子犬は人間の言葉は理解できませんが、表情やしぐさでコミュニケーションを取ることができます。飼い主と子犬の信頼関係を築くためにも、日常的に触れ合いや遊びを楽しむことをおすすめします。
以上、子犬のしつけの入門として、トイレのしつけ、基本的な命令のしつけ、噛み癖の対処、そしてコミュニケーションの大切さを紹介しました。しつけは細かな部分までしっかり行うことが大切です。子犬との楽しい生活を送るためにも、日々の練習を繰り返して、飼い主と子犬の信頼関係を深めてください。
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