犬のしつけにおいて、お手入れ時には注意しなければならない行動があります。その中でも特に注意が必要な行動を3つご紹介します。
1. 強制的な姿勢の変更
お手入れ時に、犬が自分の意思で動けないように無理に姿勢を変えてしまうことは良くありません。特に、首や肩など体の大きな部分を強く持ち上げる行為は犬にとって苦痛であり、不安や恐怖心を抱かせる可能性があります。また、犬が苦手なお手入れをする際には、リラックスさせるためにも犬の体をなるべく自然な姿勢で保つよう心がけましょう。
2. 慌てたり、怒鳴ったりすること
十分な訓練を積んでいない犬の場合、お手入れ中に怖がって動き回り、うまくできないことがあります。しかし、怒鳴ったり慌てたりすることで犬に更に恐怖や不安を与えてしまいます。そうならないように、冷静に対応し、安心させるような声かけや手の動きを心がけましょう。
3. 長時間のお手入れ
犬は集中力が短いため、長時間同じ姿勢でお手入れを続けるとストレスを感じます。また、お手入れの途中でも休憩を入れてあげることでリラックスさせることができます。興奮しがちな犬の場合は、数分ごとに休憩を入れることも良いでしょう。犬がイライラしてしまうことなく、お手入れを終えることが大切です。
