#しつけ
「まて」という言葉は、犬のしつけの中でも基本的なコマンドの1つです。この言葉を使うことで、犬がその場所にとどまっていて動かないように指示することができます。例えば、散歩中に危険な車や自転車が来たとき、「まて」と命令することで、犬が立ち止まって身を守ることができます。
しかし、このコマンドを犬に教えるのは簡単ではありません。特に活発なコッカープーのような犬種は、元気いっぱいに動き回ることが大好きなので、「まて」という静止命令を覚えるのは難しいかもしれません。
そこで、このコマンドを教えるためには、まずはじめに犬にじっとすることを覚えさせる必要があります。まずはいつも犬を撫でているときや、おやつをあげるときに「まて」と言いながら、その場所でじっとするように指示します。そして、犬がじっとできたら「よし!」と褒めてあげます。繰り返し練習をすることで、犬に「まて」=じっとする状況を覚えさせることができます。
また、「まて」の状態を維持することが大切です。犬がじっとしていても、すぐに走り出してしまうと意味がありません。そのため、まずはじっとすることを覚えさせ、次にじっとしたまま歩くことを覚えさせるようにトレーニングしていきましょう。
そして、「まて」のコマンドを使うときは、犬のレベルに合わせて指示のダイレクトさを変えることも重要です。例えば、犬がまだコマンドを理解しきれていない段階では、手を広げたり落ち着いた声で指示することで犬にわかりやすく伝えることができます。しかし、犬がコマンドを覚えてきたら、よりシンプルな「まて」という指示に変えていくことで、よりスムーズな状況にすることができます。
犬のしつけは繰り返し練習することが大切です。特にコッカープーのような元気いっぱいな犬種は、しっかりとした練習を積むことでより言うことを聞くようになります。しかし、同時に褒めることも大切です。犬は褒められることで喜びを感じ、さらにコマンドを覚えていきます。しつけをするときは、犬の好きなおやつや撫でてあげることで褒めてあげるようにしましょう。
最後に、犬のしつけは一生涯続くものです。成長するにつれて犬の性格や行動も変わってきます。そのため、常に注意深く観察しながら状況に合わせて柔軟に対応することが大切です。犬との楽しい生活のためにも、まずは基本的なコマンドをしっかりと覚えさせることから始めてみてください。
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