リードが外れた時に呼んでも、犬が来てくれないというのは、犬と飼い主がしっかりとした訓練を行っていないことが原因です。
まずは、呼び戻しの練習を行うことが重要です。犬との信頼関係を築くことができるよう、日常的に犬と過ごす時間を増やし、一緒に楽しい経験を多く作ることが大切です。
犬の好きなものを持って、その近くまで行き、呼び戻しのコマンドを出してみてください。犬があなたのもとに来たら、すぐにおやつをあげましょう。この練習を繰り返すことで、犬が呼び戻しのコマンドを覚え、またおやつをもらえることで喜ぶようになります。
次に、リードを着けた状態で同じ練習を行います。リードを着けていると犬は一定の距離までしか離れられませんが、呼び戻しの練習をすることで、リードが外れた時でも同じように呼び戻しのコマンドに反応するようになります。
また、犬が実際にリードが外れた時にも呼び戻しの練習を行うことが大切です。リードが外れた時に呼び戻しのコマンドを出し、犬が戻って来たら、しっかりと褒めてあげましょう。
そして、これらの練習を繰り返すことで、犬が呼び戻しのコマンドに確実に反応するようになります。しかし、犬は恥ずかしがり屋な生き物ですので、呼び戻しをするたびに褒めることが大切です。
ただし、犬の個性によっては集中力が短い犬や興味が散漫な犬もいますので、呼び戻しの練習は1回5分程度にし、何度も繰り返し行うことが大切です。
犬のしつけには時間がかかることもありますが、根気強くトレーニングを続けることで、信頼関係を築き、リードが外れた時でも安心して犬を呼び戻すことができるようになるでしょう。
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