【犬しつけ解説】わんちゃんの感情に合わせたお散歩練習

【犬しつけ解説】わんちゃんの感情に合わせたお散歩練習

方法

お散歩は犬にとって重要な身体活動であり、社会化やストレス解消にも役立つ大切な行動です。しかし、しつけの面で多くの飼い主さんが悩むのがお散歩中のわんちゃんの行動です。散歩中に吠えたり、引っ張ったりするわんちゃんを見て「どうしたら良いのか分からない」と感じる飼い主さんも多いことでしょう。

お散歩中のわんちゃんの行動の原因は、お散歩に対する感情にあると言われています。犬は自分の感情に応じて行動をする動物であり、飼い主さんがどのような感情を持っているかを敏感に感じ取っています。そのため、飼い主さんが不安や焦りを持っているとそれがわんちゃんにも影響し、行動に表れるのです。

そこで、お散歩中のわんちゃんの感情に合わせたお散歩の練習方法をご紹介します。

まず第一に大切なのは、飼い主さん自身がリラックスしてお散歩に臨むことです。わんちゃんには飼い主さんの感情が伝わるため、飼い主さんがリラックスしていればわんちゃんも落ち着いた状態でお散歩できるようになります。

次に、わんちゃんの行動を見て「なぜそのような行動をするのか」という理由を考えることが重要です。例えば、吠える原因は不安や警戒心が強い場合が多いです。その場合、その不安を和らげるためにリードを持つ手の力を抜いたり、おやつを使ってリラックスさせたりすると効果的です。また、引っ張る原因は興奮や遊びたい気持ちが強い場合が多いです。わんちゃんは外に出ることでエネルギーを発散したいと思っているので、おもちゃや遊びの時間を設けてあげることでその気持ちを満たすことができます。

そして、散歩中にわんちゃんの行動を「叱る」のではなく、「リード」や「おやつ」を使ってリーダーシップを取るように心がけましょう。わんちゃんには飼い主さんが自分たちのアルファであると認識させることが大切です。そのためにも、リードを引っ張られても慌てず冷静にリードを緩めるようにして、わんちゃんにリーダーの役割を任せてはいけません。

お散歩中のわんちゃんの行動や感情を理解し、それに合わせた対応をすることでお散歩がより楽しくなり、飼い主さんとの信頼関係も深まります。また、焦らず一つずつ練習を重ねることでわんちゃんも成長し、良いお散歩のパートナーとして共に楽しい時間を過ごせるようになるでしょう。

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