「バック」は、犬の芸の中でも特に可愛らしい動作です。犬が後ろに歩くようにして進む動作で、その姿はまるでリズミカルなダンスのようです。
この「バック」の動作は、愛犬の老化予防にも効果的です。なぜなら、後ろ向きに歩くことでバランス感覚や筋力を鍛えることができ、脳にも良い刺激を与えるからです。
では、可愛い「バック」の教え方を5つのステップでご紹介します。
【ステップ1】まずは愛犬の前におやつを持って座ります。愛犬の注意を引くため、おやつは目の前で動かしてみましょう。
【ステップ2】おやつで愛犬の鼻をトントンと軽く叩いて、後ろに引きずります。その際、おやつの姿を目の前に持っていくことで愛犬が後ろについてくるように誘導します。
【ステップ3】愛犬が後ろに動くことに慣れてきたら、おやつを手元から少し離してみましょう。その際、後ろについてこなければおやつをあげないというルールを守りましょう。
【ステップ4】徐々に離れる距離を伸ばしながら、「バック」の指示を出してみましょう。たとえば「バック」の前に手を差し出すと、愛犬が後ろに下がるように命令します。
【ステップ5】ステップ4で指示を出したら、褒めることを忘れないでください。愛犬が「バック」の動作を正しく行えたら、おやつや褒め言葉を与えてあげましょう。繰り返し練習をすることで、愛犬も「バック」を覚えるようになります。
愛犬が老化し、歩くのが難しくなっても「バック」の動作をすることで、バランス感覚や筋力をキープすることができます。ぜひ愛犬と一緒に楽しい「バック」の練習をして、健康な体を維持しましょう。
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