言葉をしゃべる子犬 ❣ / ジャックラッセルテリア 子犬のしつけ・訓練 vol.2 / お座り お手 待て ふせ など

言葉をしゃべる子犬 ❣ / ジャックラッセルテリア 子犬のしつけ・訓練 vol.2 / お座り お手 待て ふせ など

「言葉を話す」とは、人間が音声や記号などを使って意思や感情を表現することです。子犬は人間の言葉を理解することはできませんが、声や仕草などで意図を伝えることができます。ジャックラッセルテリアの子犬はとても賢く、しつけや訓練が得意です。今回はその中でも基本的なトレーニングのひとつである「お座り」や「お手」、「待て」、「ふせ」などについて説明します。

まず、「お座り」の訓練は、座りながら食べ物を与えることで行います。子犬が興奮しているときには難しいので、落ち着いているときに行うようにしましょう。手に持ったおやつを鼻先に近づけると、自然とお座りするように動きます。そのときに「お座り」と声をかけ、お尻が床についたらすぐにご褒美を与えます。徐々におやつを手を高く持つようにすることで、子犬がきちんと座るようになります。また、声をかけずに手でおしゃべりするだけでも子犬は座ることができるようになります。

次に、「お手」の訓練は、手の平に食べ物を乗せて子犬に見せます。子犬は自分で食べ物を取ろうとしますが、そのときに手をすぐに閉じながら「お手」と言います。すると子犬は手を見てきますので、そのときに手に触れるようにするとご褒美を与えるようにしましょう。徐々に手を少しずつ開いていき、触れると徐々に手のひらを握るようにします。最終的には手を差し出すだけで、子犬がお手をしてくれるようになります。

また、「待て」の訓練は、子犬が自分の前に座らせてから声をかけることで行います。まずは手に持ったおやつを見せて子犬の興奮を高めます。そして、子犬の前に目線を合わせて「待て」と声をかけ、手でサインをするようにします。そのとき、子犬がお座りして待つようになるので、ちょっとした時間でも我慢できるように徐々に時間を長くします。徐々に低い姿勢になるとともに手を離して、最終的には指を立てるだけで待つことができるようになります。

最後に、「ふせ」の訓練は、お座りのトレーニングができるようになってから行います。まずは子犬にお座りさせ、手で子犬の顔を逆さまに引いて少し下向きにします。そのときに「ふせ」と声をかけ、おやつを子犬の前に置きます。すると子犬は自分でお座りして台詞を取りに出ますが、手をすばやく付けて押さえることでふせるようになります。ご褒美をあげたあともしばらく押さえてから離さずにおくことで、ふせるように子犬に認識させることができます。

お座りやお手、待て、ふせなどの基本的なトレーニングは、子犬のしつけのために非常に重要なものです。しっかりとした訓練をすることで、子犬は人間の言葉を理解するだけでなく、より素直で従順な愛らしいパートナーとなることができるでしょう。ただし、訓練にはじっくりと時間と忍耐が必要ですので、子犬との楽しい時間を大切にしながらトレーニングを行いましょう。

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