犬のしつけには様々な方法がありますが、中には犬にとって良くない効果をもたらす行為もあります。そこで今回は、犬のしつけにおいてNGとされる行為についてご紹介します。
1. 叱りすぎること
犬は誤った行動をした時に叱られることで、自分の行動が悪いということを理解します。しかし、それを繰り返し過ぎると犬は自信を失い、恐怖心を抱くようになる場合もあります。また、叱られることに慣れてしまうと、本当に重要な時にきちんと聞いてもらえなくなってしまいます。
2. 正しい時期にしつけをしないこと
犬のしつけはできるだけ早い時期から始めることが大切です。特に、社会化期と呼ばれる2〜4ヶ月頃の時期は、犬の適切な社会性を身につける重要な時期です。しつけを怠ると、大人になってからトラブルの原因となることもあります。
3. 体罰をすること
犬の体罰は一時的には効果があるように感じるかもしれませんが、長期的には犬との信頼関係を損ない、不安や攻撃的な行動を引き起こすこともあります。犬は身体的な力関係ではなく、リーダーとして尊敬されることでしつけを受け入れる傾向があります。
4. 一貫性がないこと
犬は規則やルールを理解しやすい動物です。しかし、飼い主が毎日違う方法で同じ行動に対して接すると、犬は混乱してしまいます。しつけの方法やルールは一貫して守ることが重要です。
5. 愛情を与えすぎること
もちろん犬との愛情深い関係は大切ですが、愛情を与えるあまり犬が自分の欲求を叶えるため常に要求をするようになってしまいます。適度な愛情を与え、犬が飼い主に従うというバランスが重要です。
