ドッグトリック 3分で分かる「ロール」の教え方【犬のしつけ】

ドッグトリック 3分で分かる「ロール」の教え方【犬のしつけ】

「ロール」とは、犬が体を丸めて横に転がるようなトリックです。このトリックを教えることで、犬が柔軟な動作をすることや、訓練を通じて脳の活性化や信頼関係を深めることができます。

まず、犬に「ロール」を教える前に、基本的な服従訓練ができるようにしておきましょう。犬が座る、伏せる、待つ、呼ぶなどの指示を理解して実行できるようにしておくことが大切です。

「ロール」の教え方は以下の通りです。

1. 食べ物を使って犬の前で手を上から下へ動かし、犬の目を追わせます。この時、犬の目を手に集中させるようにしましょう。
2. 手を下へ動かしながら、犬の鼻の下に食べ物を持っていきます。すると、犬は自然と頭を下げて食べ物を追いかけるようになります。
3. 食べ物を犬の鼻の下から下へスライドさせるようにすると、犬は自然に仰向けになります。この時、褒めたり食べ物をあげたりして、仰向けになった犬を褒めます。
4. 仰向けになった犬の体を優しく押して、体が横になるように誘導します。この時も、犬を褒めましょう。
5. 仰向けになった犬の体をさらに押して、体が横に転がるように誘導しましょう。この時も、褒めたり食べ物をあげたりして、犬を褒めます。
6. 犬が横に転がるようになったら、指示とともに「ロール」の言葉を使います。例えば「ロール、いい子だね!」と褒めるように指示します。
7. 犬がトリックを実行したら、必ず褒めてあげましょう。犬は褒められることでやる気が出て、次回も頑張るようになります。
8. 繰り返し練習し、犬がスムーズに「ロール」ができるようになったら、徐々に手を使わずに指示だけでトリックを実行できるようにしましょう。

「ロール」を教える際には、犬の体が硬直していたり抵抗したりする場合は無理をさせることなく、ゆっくりできる範囲で練習しましょう。また、過度な訓練は犬に負担をかけてしまうので、毎日5回程度の練習でストレスがかからないようにしてください。

「ロール」のトリックは犬とのコミュニケーションや脳の活性化に役立つだけでなく、楽しいトリックでもあるので、ぜひ挑戦してみてください。犬と一緒に楽しく学ぶことで、より強い絆を築くことができます。

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