子犬は歯が生え変わる時期や遊びの一環として、噛んでくることがあります。しかし、その噛み癖が大きくなり成犬になっても続くと困りますよね。そんな時は、柴犬の犬しつけ方法を紹介します。
まず、子犬が噛んでくる時は注意を引きたいのが一つの理由かもしれません。犬は遊びを通してコミュニケーションをとります。そのため、子犬が噛んできたときには、声を出して大げんかするのではなく、手を止めて無視するようにしましょう。噛んできても遊びが続かないと感じるので、だんだんと噛み癖が薄れていきます。
次に、噛んでくるときに飼い主の手を代わりに噛ませるのも効果的です。手は噛まれると痛いため、犬にとってはマイナスの体験になります。そのため、噛み癖を直そうとしなくても、自然と噛まないようになることがあります。ただし、この方法を行う時は、しっかりと口を開けたまま噛んでいる状態にし、犬に口を閉じさせるようにすることが重要です。口を閉じさせることで、噛む力を抑えることができ、飼い主の手を傷つけることはありません。
また、噛み癖がひどい場合は、噛みやすいおもちゃを与えることも有効です。噛みたい衝動がある時に、犬が自分のおもちゃを噛むように誘導することで、人の手や家具を噛むことを防ぐことができます。
さらに、噛み癖を直すためには訓練が必要です。柴犬は明るく、活発で頭が良い犬種ですので、しっかりとした訓練を行うことで噛み癖を改善することができます。訓練には時間がかかることもありますが、根気よく続けることが大切です。
以上の方法を試してみて、子犬の噛み癖を改善させることができると思います。ただし、犬の性格や環境によっても違いがあるため、一概にこうすれば直るという方法ではありません。飼い主と犬の信頼関係を築きながら、噛み癖を改善していきましょう。
