犬のしつけは飼い主とのコミュニケーションを円滑にするためにとても重要です。その中でも特に散歩は犬と飼い主が一緒に楽しめる大切な時間です。しかし、散歩中に引っ張ったり、吠えたり、ひっくり返ったりする犬も多いのではないでしょうか。そんな時は、簡単なトレーニングをすることで散歩が楽になることができます。
まず、トレーニングの前に犬にリラックスさせることが大切です。犬が興奮しているとトレーニングがうまくいかないため、散歩前には長めのお散歩や遊びをして犬を疲れさせるようにしましょう。
次に、犬の名前と呼びかけに集中するトレーニングを行います。犬が飼い主の声を聞くと集中力が高まり、トレーニングがうまくいきやすくなります。散歩中に犬の名前を呼び、そのたびに犬が飼い主に向かって振り返るようにしましょう。これを繰り返していると、犬は自分の名前が呼ばれたら飼い主に集中するようになります。
また、散歩中に犬が引っ張る癖がある場合は、飼い主が歩調を変えることで犬も一緒に歩調を変えるようにトレーニングします。引っ張りたい衝動を抑えられない犬にとって、歩調を合わせることは難しいことなので、最初は小さな距離で行い、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
また、犬が他の犬や人に吠える癖がある場合には、飼い主に注意を向けるようにトレーニングします。犬が吠えた時には「静か」と言い、吠えをやめたら褒めるようにしましょう。
犬にとってお散歩はとても楽しい時間ですが、しつけをしっかりと行うことでさらに楽しい時間にすることができます。飼い主と犬のコミュニケーションを深めるためにも、日々の散歩の中でトレーニングを取り入れてみてください。
