フリスビードッグとは、フリスビーを使ったトレーニングを通して、犬との信頼関係を深め、楽しく過ごすためのスポーツです。このスポーツを通して、犬とのコミュニケーションを取ることができるようになると同時に、犬の身体能力や集中力を高めることもできます。
今回は、ゼロからフリスビードッグを始める際の「スルー編」についてご紹介します。スルーとは、フリスビーを投げたあと、犬が走りながらキャッチする練習のことです。
まず最初に、犬にフリスビーへの関心を持たせることが大切です。犬がフリスビーを見ても噛もうとしないよう、普段からフリスビーを与えて遊ぶなど、ポジティブな経験を積ませることが重要です。
次に、フリスビーを投げる際の姿勢やフォームを犬に教えておきましょう。犬に対しては、投げる前に「スタンバイ」や「オッケー」などの合図をすると良いでしょう。手ぶらで投げるよりも、フリスビーを持って投げる方が犬にとっては分かりやすいです。
それから投げ出しの距離や方向を徐々に長くしていくことで、犬に走りながらキャッチする練習をさせることができます。最初は近くの距離から投げるようにして、犬が上手にキャッチできるようになったら徐々に距離を伸ばしていきましょう。
また、犬が回り道をせずに直接フリスビーをキャッチするようにするためにも、犬と一緒に投げたあと、近くにフリスビーを置き、そのフリスビーに犬が向かって走るようにしましょう。その後、フリスビーを置く位置を少しずつ離していき、最終的にはフリスビーが犬が走るコースの端になるようにしましょう。
さらに、スルーを行うときに使用するコマンドも重要です。犬がフリスビーに集中し、しっかりキャッチできるように、短いコマンドを使うと良いでしょう。例えば「行け」や「セット」など、簡潔かつ一貫したコマンドを使うようにしましょう。
最後に、犬がスルーを行うときは必ず成功させるような状況を作ることも大切です。失敗が続くとやる気をなくしてしまうこともあるので、少しずつ難易度を上げるようにしてあげると良いでしょう。
以上が、ゼロから始めるフリスビードッグの「スルー編」の基本的な流れです。犬の能力や個性に合わせたトレーニングを行い、一緒に楽しむことができるフリスビードッグのスポーツ。家庭犬でも十分に楽しめるので、ぜひトライしてみてください。
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