犬は表情や行動でその気持ちを伝えることができませんが、痛みを我慢しているときはいくつかのサインを示します。これらのサインを見逃してしまうと犬が長い間苦しんでしまう可能性があるので、注意が必要です。以下に、犬が痛みを我慢しているときに見せるサインを11つ紹介します。
1. 顔の表情がひきつる
犬が痛みを感じていると顔の筋肉がひきつることがあります。特に目の周りや口の周りがひきつった表情をしている場合は、痛みを感じているサインかもしれません。
2. 体がこわばる
痛みを感じていると体がこわばることがあります。歩き方が変わったり、体を気持ち引き締めているように見える場合は、痛みを感じている可能性があります。
3. 音が出せない
犬は普段から鳴き声を出しますが、痛みを感じているときはおとが小さくなったり、全く出せなくなったりすることがあります。耳を澄ませてみると、鳴き声が通常と違う場合は痛みが原因かもしれません。
4. 吐き気や嘔吐
犬が長い間痛みを感じると、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。また、食欲がなくなったり、水を飲まなくなったりする場合もあります。
5. 呼吸が変わる
痛みを感じると、犬の呼吸が変わることがあります。普段よりも速くなったり浅くなったりすることがあります。また、吐き気や嘔吐を伴うと呼吸が困難になることもあります。
6. お腹を触らない
犬は普段からお腹を触るのが好きですが、痛みを感じているときはお腹を触られるのが嫌だと感じることがあります。お腹を触っても犬が嫌がる場合は、痛みが原因かもしれません。
7. 無表情
痛みを感じているときは、犬の表情が無表情になります。元気がなくなったり、素早く動くことが減ったりする場合は、痛みを感じている可能性があります。
8. 舐める
犬は痛みを感じると舐めることでその部位を鎮めようとします。体のどこかを無意識に舐め始めたり、舐める頻度が増えたりする場合は、その部位に痛みがある可能性があります。
9. 大事な部位を守る
痛みを感じると、犬はそこに近づくのを避けようとします。例えば、足が痛い場合はその足を隠したり、手が痛い時は手を身体に引きつけたりします。
10. 態度が変わる
痛みを感じているとき、犬の態度が普段とは違う場合があります。いつも元気で活発な犬が急に運動をしなくなったり、逆にいつもおとなしい犬が興奮して動き回ったりする場合は、痛みが原因かもしれません。
11. 疲れやすい
痛みを感じていると体が緊張した状態になります。そのため、普段よりも疲れやすくなることがあります。いつも元気いっぱいの犬が急に疲れやすくなった場合は、痛みを感じているのかもしれません。
痛みを感じているときは、これらのサインを発することがあります。いつもの犬の様子と異なる場合は、病気や怪我を疑って早めの診察を受けることが大切です。病気や怪我を早期に発見し、適切な治療を行うことで、犬が健康で幸せな生活を送ることができるでしょう。
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