犬のしつけには、さまざまな方法がありますが、今回は「自分で散らかしたおもちゃを片付ける」ことについてお話しします。
まずは、子犬に片付けさせるための準備をします。まずは、子犬のおもちゃを用意し、それをいくつか散らかした状態で部屋に置きます。そして、子犬に口で取れる大きさのものを数種類用意します。
次に、子犬がおもちゃを片付ける練習をするため、まずは自分でおもちゃを取ることを教えます。子犬におもちゃを取らせるために、手に持ったものを「取って」と指示し、おもちゃを取ったらご褒美をあげます。徐々に「おもちゃを取る」ことに馴れてくるので、次は散らかしたおもちゃを指示して「取って」と指示します。最初はおもちゃがいくつかあっても、ご褒美を期待して取るようになるので、おもちゃが全部片付けられるようになるまで繰り返し練習します。
子犬がおもちゃを取れるようになったら、次はおもちゃを片付けることの指示を覚えさせます。まずは散らかしたおもちゃの中から1つを子犬に指示して「片付けて」と言います。指示したおもちゃを子犬が持ってくるようになったら、またご褒美をあげます。指示したおもちゃが片付けられるようになったら、次は複数のおもちゃを指示して片付けるようにします。最初は少し難しいかもしれませんが、繰り返し練習することで子犬も徐々に覚えてくれるようになります。
おもちゃを片付けるという行動を子犬が覚えてくれたら、次は自分でおもちゃを片付けるように指示します。おもちゃを全部指示して片付けてもらい、最後に「全部片付けて」と指示します。「全部」という言葉を聞くと、子犬は自分ですべてのおもちゃを片付けるようになると思います。ご褒美をあげることで、この行動を習慣化させることができます。
子犬におもちゃを片付けることを教えることは、自分の行動に責任を持つ大切なことです。この練習を通して、子犬は自分のしつけを覚えるだけでなく、自分の行動にも責任を持つことができるようになります。是非、この方法を試してみてくださいね。
頑張ったね❤