愛犬と一緒に寝たい人はみて。注意ポイント3選!【ドッグトレーナー解説】

愛犬と一緒に寝たい人はみて。注意ポイント3選!【ドッグトレーナー解説】

愛犬と一緒に寝ることは多くの飼い主さんにとって幸せな時間ですが、注意しなければならないポイントがあります。ドッグトレーナーの私が3つのポイントを解説します。

1. 私的空間を守る
愛犬と一緒に寝られるということは、飼い主さんと愛犬の信頼関係がとても強い証拠です。しかし、愛犬と一緒に寝ることで、私的空間を侵されてしまう可能性があります。例えば、午前中に仕事に行く前に愛犬と一緒に寝たいという気持ちがあっても、朝のお手洗いを済ませたばかりの愛犬に寝返りをうってもらったら大変ですよね。愛犬もリラックスしたい気持ちがあるので、可能な限り愛犬の尊重を心掛けましょう。

2. 健康上の注意
愛犬と一緒に寝ることは、心身の健康面でも注意が必要です。例えば、愛犬が慢性的な鼻炎や喘息を患っている場合、飼い主さんの温かい布団の中で寝てしまうことで症状が悪化する可能性があります。また、飼い主さんが急に身体を動かしたり起き上がったりすることで、愛犬に怪我をさせてしまう可能性もあります。愛犬の健康状態や身体の大きさ、そして飼い主さん自身の体調などを考慮して、安全に愛犬と共に寝ることが大切です。

3. しつけの弱化
愛犬と一緒に寝ることで、しつけの弱化につながる可能性があります。例えば、愛犬がご褒美として愛犬と一緒に寝ることを与えられると、愛犬はその行動を繰り返すようになります。また、寝る時に愛犬が自由に布団を動かしたり、横になるスペースを占拠したりしてしまうこともあります。そのため、日常的に愛犬と一緒に寝ることは避け、寝る場所やルールを明確にすることが大切です。愛犬も飼い主さんの指示に従うことで、しつけが強化されるので安心して一緒に寝ることができるようになります。

愛犬と一緒に寝ることは飼い主さんと愛犬の絆を深める素敵な時間ですが、注意しなければならないポイントもあります。私的空間を守り、健康面にも注意し、しつけの弱化にならないようにすることが大切です。愛犬と一緒に快適に過ごせるように、愛犬の気持ちを尊重し、安全を確保するように心掛けましょう。

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