犬しつけとは、飼い主と犬のコミュニケーションを深め、犬が社会で快適に生活できるように行う指導のことです。その中でも、日常的に行うお散歩には重要なマナーがあります。今回は、ドッグトレーナーとしてお散歩で絶対に知ってほしいマナーを5つご紹介します。
1. リードを持って行動する
お散歩では必ずリードをつけて犬を連れて歩くようにしましょう。リードがついていないと犬が自由に動き回り、危険な道路に飛び出したり他の人や犬に迷惑をかける可能性があります。また、リードをつけていれば飼い主との信頼関係も深まります。
2. 放っておかない
お散歩中は常に犬を見守り、放っておいてはいけません。犬は自分で判断することができず、危険なことをしてしまうことがあります。また、飼い主とのコミュニケーションを大切にするためにも、いつでも飼い主が近くにいることが大切です。
3. リードの長さに気をつける
リードの長さも重要です。犬を短すぎるリードで縛りつけると、ストレスや不快感を与えてしまいます。また、犬の近くを他の犬が通ったり、人や自動車が近づいたりしても、引っ張られてしまうことがあります。リードの長さは、飼い主と犬が歩く姿勢や自然な動きを妨げない程度が適切です。
4. 他の人や動物に対するマナー
お散歩中、他の人や犬と出会うことがあります。その際は、他の人や犬に対してもマナーを守ることが大切です。犬が吠えたり飛びかかったりすることで、他の人や犬に迷惑をかけないよう、リードを短く持ち、引き締めるように心がけましょう。また、他の犬と遊びたいと駆け寄る犬を見かけたら、飼い主の許可を得てから近づくようにしましょう。
5. 飼い主からの指示に従う
犬にとって飼い主はリーダーです。お散歩中でも、飼い主からの指示に従うことが大切です。例えば、突然走り出したり、食べ物を見つけてしまった時は、「待て」や「離れろ」などの指示をすることで、危険を回避できます。また、リードを緩めている時でも、飼い主からの声やジェスチャーに従うことで、信頼関係が築かれます。
以上が犬のお散歩で絶対に知ってほしいマナー5選です。お散歩は犬と飼い主が楽しむ大切な時間です。犬の行動を見守り、常に飼い主とのコミュニケーションを取り、安全に意識して楽しくお散歩しましょう。
