「愛犬がまるでダメ犬になってしまった…」という飼い主さんは、実際に多くいらっしゃるかと思います。けれども、犬が「ダメ犬」になってしまうのは、実は飼い主さんの行動によってもたらされることがあります。ここでは、愛犬をダメ犬にしてしまう可能性がある行動について10個紹介します。
1. トレーニングをしない
犬を飼う上で欠かせないのがトレーニングです。飼い主が犬に適切な指示を与えることで、犬は社会性を身に付けたり、自分の行動をコントロールすることができるようになります。しかし、トレーニングを怠ることで、犬は悪い習慣を身に付けたり、行動をコントロールできなくなってしまう可能性があります。
2. 不適切な罰を与える
犬のしつけには、適切な罰と褒美が重要です。しかし、過剰な罰を与えると犬は恐怖心を抱いてしまい、飼い主に対する信頼を失うことがあります。また、正しいタイミングや方法で罰を与えないと、犬はどの行動が叱られたのか理解できず、ダメ犬になる原因となります。
3. 臭いを感じさせる
犬は嗅覚が優れており、強い臭いを嫌う傾向があります。そのため、飼い主が強い香りのものを身に付けたまま接すると、犬はそれを嫌い「ダメなもの」としてしまう可能性があります。
4. 不適切なフードを与える
犬が健やかに成長するには、栄養バランスの良いフードを与えることが重要です。しかし、人間の食べ物や与えすぎたり、与えるタイミングが不適切なフードを与えると、犬は健康を損なったり、食事に対する欲求が強くなってしまう可能性があります。
5. デイリーライフの変化を与える
犬はルーティンを好む動物です。しかし、仕事や旅行などで日常生活が変化すると、犬はストレスを感じ「ダメ犬」になる可能性があります。
6. 別の犬や動物を扱う
犬は群れを作る動物であり、家族としてその群れに属していると感じます。しかし、飼い主が別の犬や動物を扱うと、犬は自分が置き去りにされたと感じ、孤独や不安を感じることがあり、それが原因でダメ犬になることがあります。
7. 長時間放置する
犬は社会性が強い動物であり、飼い主と一緒にいることを望みます。しかし、長時間放置されると犬は孤独感やストレスを感じ、それが原因で悪い行動をとることがあります。
8. 物を噛むことを許す
子犬の頃は可愛いものですが、成長すると犬は噛み癖がつきやすくなります。飼い主が物を噛んで遊ばせたり、許してしまうと、犬は噛むことを楽しむようになり、ダメ犬になる可能性があります。
9. 自分の行為を否定する
犬は飼い主の言動や表情を読み取るのが得意です。そんな犬に対して、飼い主が自分の行為を否定的な表情や言葉で表すと、犬も自分の行動を否定されたと感じ、ダメ犬になる可能性があります。
10. 愛情を示さない
犬は愛情深い動物です。しかし、飼い主が愛情を示さないことで、犬は自分を愛してもらえないと感じ、孤独や不安を感じるようになります。その結果、ダメ犬になる可能性があります。
愛犬をダメ犬にしてしまう行動は、意図的に行うものではありませんが、些細なことでも影響を与えてしまうことがあります。飼い主が愛犬の気持ちを理解し、適切なトレーニングや愛情をもって接することで、ダメ犬にならず健やかに成長することができるでしょう。
コメントを書く