犬のしつけにはさまざまな方法がありますが、お散歩での「引っ張り」は飼い主さんが悩む問題の一つです。犬は散歩中にいろいろな刺激があり、興奮してしまうことがあります。その興奮が原因で、リードを引っ張ってしまい、飼い主さんの手を痛くすることもあります。
そこで、お散歩の興奮引っ張りを改善する方法を紹介します。まず、犬にリードがついた状態で家の中を歩かせ、引っ張ったら立ち止まります。そして、リードがゆるんだら再度歩き始めます。犬は「引っ張る＝歩けなくなる」ということを学びます。
次に、外で実際に散歩をしながら、引っ張ったら立ち止まるように練習します。もしも犬が興奮して歩くことができないほど引っ張った場合は、歩く方向を変えることで犬の興奮を抑えることができます。
このように繰り返しリードがゆるんだら歩き始め、引っ張ったら立ち止まることを練習し、徐々に犬の興奮が抑えられるようになります。また、リードがゆるんでもう満足したのにもかかわらず、引っ張り続ける場合は、しつけ用のハーネスを使用することも効果的です。
継続的なトレーニングとともに、犬とのコミュニケーションを深めることで、お散歩中の引っ張りを改善することができます。飼い主さんと犬の信頼関係が築かれることで、お互いにより楽しいお散歩ができるようになるでしょう。
