【実践】散歩のひっぱり、興奮で悩むゴールデンレトリーバーをしつけ改善

【実践】散歩のひっぱり、興奮で悩むゴールデンレトリーバーをしつけ改善

ゴールデンレトリーバーは元々狩猟犬として育てられていたため、自然とその体力を使い切るためにはたくさんの運動が必要です。そのため、散歩の際に引っ張ってしまうことや興奮してしまうことはよくある問題です。

まずは、散歩前に十分な運動をさせることが重要です。犬の体力が十分に消耗している状態で散歩を始めると、引っ張りや興奮を抑えることができます。また、散歩の前にボール遊びやフリスビーなどの遊びをすることで、犬のエネルギーを発散させることも効果的です。

次に、リーダーシップを取ることが大切です。犬は群れの中でリーダーが決まっていないと不安になり、自分でリーダーを務めようとします。そのため、飼い主がリーダーであることを犬に示すことが必要です。散歩中も犬がリードを引っ張ることに対しては、しっかりとリードを引いて注意を促します。また、リードを引っ張るたびに「No」と厳しく言い、リードをゆるめる際には「良い子」と褒めることで、犬に引っ張る行為が良くないことだと認識させることができます。

また、散歩中に興奮してしまうことについても改善する必要があります。まず、飼い主が穏やかな態度を保つことで犬にも落ち着くように伝えましょう。そして、犬が興奮している際には、静かに立ち止まることで落ち着くよう促します。さらに、エキサイトするきっかけとなる刺激を避けるように気をつけましょう。例えば、他の犬や人が近くにいる時には、犬に集中させるようリーダーシップをとり、静かに立ち止まらせて刺激を受けないようにします。

最後に、散歩中に悪い行動をする場合は、叱ることよりも適切な行動を褒めることが大切です。例えば、リードを引っ張らずに静かに歩くことができた際には、「良い子、良く歩けたね」と褒めることで、犬に良い行動をすることを促すことができます。

犬のしつけは継続と忍耐が必要です。早急に改善させようと焦らず、毎日少しずつ繰り返し行うことで、犬の良い行動を定着させることができます。また、しつけの過程で犬とのコミュニケーションを大切にし、犬との信頼関係を築くことも大切です。犬が落ち着いて散歩を楽しめるよう、飼い主と一緒に頑張りましょう。

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