犬のお散歩は、飼い主と犬のコミュニケーションや健康維持のために非常に重要な行動です。しかし、お散歩中に起こるトラブルや問題行動も多く、それらを防ぐためには適切なしつけが欠かせません。ここでは、ドッグトレーナーとしての経験から、犬のお散歩で絶対に覚えておいてほしいしつけのポイントを6つご紹介します。
1. 歩く姿勢
まず、犬のお散歩では正しい歩き方を教えることが重要です。犬が飼い主の側を歩き、リードがたるまず、引っ張らずにリラックスした状態で歩けるようにしましょう。また、犬が前を向いて、リードを引っ張ることなく歩く姿勢を教えることで、安全かつ快適なお散歩ができるようになります。
2. リラックスさせる
お散歩前やお散歩中、犬が興奮している場合は、リラックスできるようにリードを緩め、深呼吸を促して落ち着かせるようにしましょう。また、リードを引っ張りながら歩かせることで犬が緊張し、ストレスを感じることがありますので、リラックスさせることが大切です。
3. 適切な距離を保つ
犬は自分の周りに安全な空間があることを知っておく必要があります。そのため、お散歩中は飼い主と犬の距離を適切に保つことが重要です。犬が前を歩きすぎる場合は、リードを短く引き、飼い主の近くに呼び戻すことで距離を保つことができます。
4. ウンチのしつけ
犬がウンチをするときは、適切な処置をすることが重要です。ウンチをしたら、「いい子だね」「またやってね」と褒めてあげることで犬に正しい行動を覚えさせることができます。また、人や他の犬のそばにしてはいけないということも教えることで、周りへの配慮やマナーを学ぶことができます。
5. 他の犬に対するリアクション
お散歩中に他の犬と出会ったとき、犬が吠えたり飛びついたりすることがあります。このような問題行動を予防するためには、他の犬との出会いを事前に計画し、社会化トレーニングを行うことが大切です。また、犬が吠える際には飼い主がリードを引っ張ったり叱ったりすることで、吠えることが嫌なことだと学ばせることができます。
6. お散歩の終わり方
お散歩が終わったら、犬をリードで引っ張らずに自分の側に戻るように教えましょう。また、犬がリラックスしているときには、「お疲れ様でした」と褒めたり、ハグをしたりすることで、より良いコミュニケーションを築くことができます。お散歩後には犬に水を飲ませることも忘れずに行いましょう。
犬のお散歩では、飼い主と犬のコミュニケーションや信頼関係を構築することができる大切な時間でもあります。しつけを通して犬に正しい行動を学ばせ、楽しく安全なお散歩ができるようにしましょう。また、トレーニングには根気と時間が必要ですので、焦らずにコツコツと続けていきましょう。
