中大型犬を飼っている飼い主さんにとって、しつけは非常に重要なことです。しかし、間違ったしつけ方法を行うと、犬の心身に悪影響を与えることがあります。そこで、プロのドッグトレーナーである私が、中大型犬には絶対にやってはいけないことTOP8を解説します。
1. ペットショップで買った噛み癖防止グッズを使用すること
多くのペットショップでは、噛み癖防止のためのグッズが販売されています。しかし、これらのグッズは犬にとってストレスや苦痛を与えることがあります。また、正しい使い方をしないと、犬の行動を抑制するだけで、噛み癖の原因を取り除くことはできません。
2. 叩いたり怒鳴ること
犬は先天的に従順であり、飼い主の命令に従います。しかし、叩いたり怒鳴ったりすることは犬に対する暴力行為となり、ストレスや不安を与えるだけでなく、敏感な犬種では攻撃性を引き起こす原因にもなります。
3. 早すぎるしつけ
犬は生後数ヶ月までは成長段階にあり、しつけを行うにはまだ早すぎます。早すぎるしつけは犬にストレスを与えるだけでなく、しつけの効果も薄くなる可能性があります。成長期が過ぎてから行うしつけは、より効果的になります。
4. 不適切なしつけ方法
犬によって適したしつけ方法は異なります。例えば、優しい言葉で褒めることが効果的な犬もいれば、厳しい口調で叱ることが効果的な犬もいます。飼い主は自分の犬の性格や特性を理解し、適切なしつけ方法を選ぶようにしましょう。
5. 無理強いすること
犬は人間と同様に個体差があり、勝手な期待や無理強いをされることによってもストレスを感じます。思い通りにならないときは諦めることも必要ですし、無理やり引きずられることも犬にとっては苦痛です。
6. 無視すること
犬には自分の行動が飼い主に影響を与えることを理解する能力があります。そのため、無視されることもストレスとなり、不適切な行動を引き起こす可能性があります。犬には良い行動をしたときは褒めて、悪い行動をしたときは叱ることで、適切な行動を覚えていくように促しましょう。
7. コマンドを覚える前にリードを引っ張ること
リードを引っ張ることは犬にストレスを与えるだけでなく、犬自身が引っ張ることで飼い主の命令を無視するようになります。また、リードを引っ張ることは脳の発達にも悪影響を与えるため、しつけの基本であるコマンドを学んだ後にリードを引っ張るようにしましょう。
8. 緊張や不安を与えること
犬は飼い主の感情を敏感に察知することができます。緊張したり不安を感じたりすると、犬も同じような感情を抱くことがあります。そのため、犬の行動に不満を感じたときは冷静になり、一旦離れて自分の感情を整理するようにしましょう。
以上が中大型犬に絶対にやってはいけないことTOP8です。しつけは犬と飼い主のコミュニケーションの基本であり、犬との信頼関係を築くためにも重要なものです。飼い主自身が冷静になり、犬に対する思いやりを持って正しいしつけを行うことが大切です。
7ヶ月の女の子のボーダーコリー飼ってます。
第3位興奮時にコントロールできない。
第2位リードコントロールできない。
めちゃ当てはまってます。
もちろん、努力はしておりますが、
本当に大変です。
ゆうと先生の言っていた
コマンド。リードのさばき。体重のさばき。
やっぱりそうなのか。
とても参考になりました。