犬の室内飼いで絶対にやらないでほしいこと8選【プロドッグトレーナー解説】

犬の室内飼いで絶対にやらないでほしいこと8選【プロドッグトレーナー解説】

1. 無駄吠えを放置すること
犬が吠えるのは、自分の欲求や不安、興奮などを表現する手段です。無視したり叱ったりすることで改善するというのは間違った方法です。代わりに、しっかりとした社会化やトレーニングを行い、犬の信頼を得て、ストレスの原因を取り除くことが大切です。

2. 良くない行動を叱ること
間違った行動をしたときに「ダメ!」と叱ることで、犬はただ驚くだけで、どのような行動が良くないのか理解しません。代わりに、良い行動を褒めることでより良い習慣を身に付けるように導いてあげることが大切です。

3. 強制的に犬を抱きしめること
人間のように抱きしめることは、犬にとってはストレスになります。抱きしめることで逃げたいと感じている可能性があります。代わりに、犬が自分から近寄ってきてくつろげるような関係を築いてあげましょう。

4. 食事中の犬に近づき過ぎること
犬は食事中は自分のものだと思っているため、近づき過ぎると攻撃的になることがあります。安全な距離を保ち、食事中の犬を邪魔しないようにしましょう。

5. 訓練を怠ること
犬を室内で飼う場合、社会化や基本的な訓練は必要不可欠です。犬が周りの環境に慣れ、基本的な命令を理解することで、ストレスを軽減することができます。犬とのコミュニケーションを大切にし、定期的な訓練を行うことが重要です。

6. 狭い空間に閉じ込めること
犬は運動や遊びの必要性があります。小さな部屋や檻に閉じ込めることは、犬の健康にも悪影響を与えるだけでなく、過度のストレスを与える可能性があります。犬のためにも、適度な運動や外出を楽しめる環境を整えましょう。

7. 犬に対する暴力や過剰な力を使うこと
犬に対して暴力をふるうことはけして良い方法ではありません。犬に対する威嚇や傷つけるような行為は、犬との信頼関係を崩壊させるだけでなく、しつけの効果もありません。愛情を持って接することが大切です。

8. 忙しいときに犬を無視すること
犬は主人の存在を求め、ストレスを感じたときは不安定になることがあります。忙しいときでも、犬の存在を認め、少しの時間でも愛情を注いであげましょう。犬は主人の存在を求めるが故につい吠えたり祟る習性がありますが、主人が常に傍にいることでストレスの解消にもつながります。

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