犬のしつけには、多くの種類がありますが、今回は散歩中のおすわりとアイコンタクトについてお話しします。散歩中にお散歩中ストップしたり、他の人や犬に興奮したりしてしまう犬もいますが、お散歩は飼い主と犬のコミュニケーションの大切な時間です。そこで、おすわりとアイコンタクトの仕方を教えることで、より楽しい散歩をすることができます。
まず、おすわりの仕方です。まずは、飼い主が座りおすわりをする姿を見せましょう。その後、犬の名前を呼びながら、鼻先に手のひらを差し出し、おすわりするように手を下げます。もし、犬がおすわりをしたら、すぐにご褒美を与えましょう。犬にとってご褒美は大きな刺激になるので、おすわりをしたときにすぐに与えることが大切です。
犬がおすわりを覚えてくれたら、おすわりをさせたい場所で「おすわり」という指示を出します。少しずつ、距離を離しながら指示を出してみましょう。自分の手のひらを鼻先にあてるようにすると、犬も仕草を見て指示を覚えやすくなります。そして、指示が出ても最初は上手にできなくても、焦らず繰り返し指示を出して練習することが大切です。
次に、アイコンタクトの仕方です。アイコンタクトとは、飼い主と犬が目を合わせることです。散歩中でも、飼い主が犬としっかり目を合わせることで、犬は飼い主のことに集中して落ち着くことができます。まずは、犬と目を合わせる練習をしましょう。犬の名前を呼んで、目を合わせるように手で指示を出します。犬が目を合わせたらすぐにご褒美を与えましょう。
そして、散歩中にアイコンタクトをするようにお散歩中ストップしたときに、飼い主の顔を見るように指示を出し、目を合わせるようにします。犬がしっかり目を合わせたら、ご褒美を与えましょう。
おすわりとアイコンタクトを繰り返し練習することで、散歩中も飼い主と犬のコミュニケーションが取れるようになり、より楽しい散歩につながります。ただし、犬の性格や個性によって理解するスピードは異なるので、焦らず楽しく繰り返し練習することが大切です。また、いつでも愛情を持って接することで、犬もよりよく学習します。是非、お散歩中におすわりとアイコンタクトの練習をし、飼い主との絆を深めてください。
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