家の外から聞こえる音や人の声に対して吠える犬は、犬としては自然な行動です。しかし、飼い主としては近隣の迷惑になるため、トレーニングが必要です。セカンドステップでは、犬に「聞こえた音や見たものに対して吠えないことが良い行動」であることを教えていきます。
まずは、飼い主が犬を家の外に連れ出し、犬が普段吠える音や人の声を再現します。この時、犬が吠え始めたら、飼い主は手を挙げて「待て」のサインを出します。そして、犬が静かになったら、褒めてあげます。この繰り返しを何度も行い、犬がサインを見て自主的に静かになることを覚えさせます。
また、犬が吠え出す前に、「お座り」や「お寝まり」などの指示を出し、犬に別の行動をするように促すことも効果的です。これにより、犬は吠えるよりも他の行動をすることで自分が報われることを学習します。
トレーニング中は、犬が静かになった時に褒めることやリラックスさせることが重要です。また、無理に犬に近づいたり怒ったりせず、落ち着いてトレーニングすることが大切です。
犬のしつけは時間と忍耐が必要です。しかし、しっかりとトレーニングすることで犬は吠えることをやめ、家の外から聞こえる音や人の声に対しても穏やかになることができます。犬の周りの環境を考慮しながら、トレーニングを続けていきましょう。
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